みなさま、こんにちは。みなとシティバレエ団 岡脇でございます。
フレイル予防についてのバレエを用いた有効性と実用性についての意見交換を佐藤診療所にて実施いたしました。 この度、フレイル予防の為にバレエの研究に 佐藤診療所 代表の佐藤周三先生に提携医療機関として全面的にご協力していただけることになりました。 我々、バレエの専門家の知見と医学の力が合わさることにより バレエを芸術としてだけでは無く、医療の分野としても世の中の為に立つ有益なものとしての価値が見いだすことができそうです。
ダンスや運動をすることで人間の運動機能が向上することは医学的に証明されていることでありますが
先生の研究では、バレエ運動をしている際に人間脳をファクショナルMRIを用いて観察したところ 後頭葉の視覚野が活発に動くということが分かってきています。 これはつまり、バレエをするということは運動機能の向上のみならず【認知機能の向上】が期待されるということになります。 これは私見ではありますが、バレエで用いられているクラシック音楽とも深い相関関係があるのではと思っています。
実際にバレエの動きを用いながら、動きと脳の関係ついての解説をして頂きました。
脳が動くから身体が動く。言われてみれば、当たり前のことなのですが このように改めて考えてみると人間の身体とは本当に面白いと感じました。
その後は実際に先生の監修のもと
フレイル予防の為のバレエ動画の撮影を行いました
動画は無料でこちらのチャンネルに随時アップされていきます。
今後はさらに実践的な実験を行い、バレエ運動後の握力の測定、関節可動域の測定
また、認知機能の測定などの研究を行っていきます。 また、この研究が我が国の掲げる、高齢者の健康増進と人々の心のトータルケアに大きく貢献できることを信じています。 YouTubeにはどんどん自宅でできる、バレエ体操の動画をアップロードしていきますので、ぜひ楽しみにしていてください。 今後ともよろしくお願いいたします! みなとシティバレエ団 岡脇 柚太加
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