こんにちは!みなとシティバレエ団です。 本日は2023年12月22日実施「くるみ割り人形に」子役として参加する附属スクールの子どもたちのリハーサルを行いました。 今日は初日なので、子役出演者の顔合わせから。 みな少し緊張している様子でした。 リハーサルの様子↑
今後はバレエ団のリハーサル様子なども発信してまいります。 どうぞお楽しみに! Studio SGI Presents くるみ割り人形 2023年12月22日(金) 19:00開場 / 19:30開演 (21:00終演予定) 小金井宮地楽器ホール(大ホール) チケットは近日中に発売開始予定!
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ー社交性と運動 私たち人間はバレエを行うことによって健康になれるのでしょうか? バレエに限らず、どんな運動でも運動をすればサルコペニア(加齢にともなって生じる骨格筋量と骨格筋力の低下)の進行に予防効果があります。 ですが、最近の研究で健康的な寿命を生きている方とそうでない方を比較した際に、特徴として上げられるのは、まず運動をしていること、そして社交的であるということでした。 さらに社交(人とのコミュニケーション)を伴う運動は運動単体と比較して、老化に抵抗する効果は三倍ほどあると言うことがわかってきました。 これはバレエだけではありませんが、運動をしながら先生とやり取りをし、自分で考えて試行錯誤して身体を動かす、という事が複合的にフレイル予防に役立つのではないかと思われます。 バレエは運動的な要素はもちろんのこと、社交性という要素も多く持ちます。 集団の中で動きや、音楽性を他人と合わせて共同作業的に踊ること。また、男女のパドドゥ(デュエット)では密な会話が必要不可欠となります。他人と共に身体を動かしながら実際にコミュニケーションを取りながら舞踊を作り上げるバレエが持つフレイル予防の大きな可能性を今回の対談を通して感じました。 用語 サルコペニア:(sarcopenia) 加齢により骨格筋の筋肉の量や筋力の低下が生じた状態。 フレイル:(frailty) フレイルとは「加齢により心身が老い衰えた状態」を言います。 シニアの低栄養やサルコペニアを起因として疲労、活力低下、筋力低下から身体機能の低下、活動の低下につながっていきます。脳卒中などのケースを除き、シニアの多くはフレイルの状態から段階的に寝たきり、要介護状態になると考えられています。フレイルを理解し、予防に努めることが健康寿命を延伸するためにも大切です。 対談後はフレイル予防の為のバレエエクササイズの収録も行いました。
近日中にYouTubeにアップしますので、そちらもぜひお楽しみに!
みなさま、こんにちは。みなとシティバレエ団 岡脇でございます。
フレイル予防についてのバレエを用いた有効性と実用性についての意見交換を佐藤診療所にて実施いたしました。 この度、フレイル予防の為にバレエの研究に 佐藤診療所 代表の佐藤周三先生に提携医療機関として全面的にご協力していただけることになりました。 我々、バレエの専門家の知見と医学の力が合わさることにより バレエを芸術としてだけでは無く、医療の分野としても世の中の為に立つ有益なものとしての価値が見いだすことができそうです。
ダンスや運動をすることで人間の運動機能が向上することは医学的に証明されていることでありますが
先生の研究では、バレエ運動をしている際に人間脳をファクショナルMRIを用いて観察したところ 後頭葉の視覚野が活発に動くということが分かってきています。 これはつまり、バレエをするということは運動機能の向上のみならず【認知機能の向上】が期待されるということになります。 これは私見ではありますが、バレエで用いられているクラシック音楽とも深い相関関係があるのではと思っています。
実際にバレエの動きを用いながら、動きと脳の関係ついての解説をして頂きました。
脳が動くから身体が動く。言われてみれば、当たり前のことなのですが このように改めて考えてみると人間の身体とは本当に面白いと感じました。
その後は実際に先生の監修のもと
フレイル予防の為のバレエ動画の撮影を行いました
動画は無料でこちらのチャンネルに随時アップされていきます。
今後はさらに実践的な実験を行い、バレエ運動後の握力の測定、関節可動域の測定
また、認知機能の測定などの研究を行っていきます。 また、この研究が我が国の掲げる、高齢者の健康増進と人々の心のトータルケアに大きく貢献できることを信じています。 YouTubeにはどんどん自宅でできる、バレエ体操の動画をアップロードしていきますので、ぜひ楽しみにしていてください。 今後ともよろしくお願いいたします! みなとシティバレエ団 岡脇 柚太加 |